藤井聡太四段も丹羽宇一郎も「読書家」……でも本って読む必要あるの? という問いに親はどう答えるべきか
読書に意味はあるのか?
伊藤忠商事元社長で、元駐中国大使でもある丹羽宇一郎氏の新著『死ぬほど読書』がベストセラーになっています。
丹羽氏流の読書術を開陳したこの本の冒頭では、朝日新聞に掲載された大学生の投書が取り上げられています。「高校生の時まで読書は全くしなかった」というこの大学生は、それで困ったことがなく、「読書よりもアルバイトや大学の勉強の方が必要」だと感じており、読書をしなくてはいけない確固たる理由があるならば教えてほしい、と綴っています。...