「今井絵理子」と「不倫市議」が越えた“人として”の一線 破綻の嘘と突然の離婚要求

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橋本氏の妻は…

 一連の経緯について、2人に聞いてみると、

「記者会見でお話しさせていただいたとおりです」(橋本氏)

「先週、貴誌の取材に答えた内容とブログに発表したコメントの内容が全てで、それ以上はお答えするつもりはありません」(今井議員)

 と言うのみである。

 本誌は、橋本氏の妻に取材を申し込み、話を聞いている。時に涙をあふれさせながら、彼女はこう述べた。

「私、昔のアイドル時代の姿しか知りませんけど、今井さんはもちろん彼が妻子持ちだってことは知ってるんですよね。国会議員なら、こういうのが出たら、自分だけじゃなくて、私や子どもにも影響が出ることはわかっていますよね。そういうこと考えていないんでしょうか。私は今井さんのお子さんも心配。お母さんは家にいなくて、不倫をしていると知ったら。育児のこと、家族のことを語って、それなのに……」

 そして、改めて取材を申し込むと、代理人弁護士が大要、以下の内容の文書を送付してきた。

〈(今井、橋本両氏の)マスコミに対する釈明には、(妻への)謝罪がないばかりか、(妻に)離婚事由に相当する問題があるなどという極めて不誠実な釈明に終始するなど、(妻は両氏の)言動により多大なる精神的・肉体的負担を強いられています〉

 改めて言おう。

 今井議員は、不貞によって、それが発覚した後の数々の「嘘」によって、一つの家庭を崩壊させた。それでも彼女には、胸に議員バッジをつけ、人に政策を語り続ける資格があるのだろうか。

 ***

週刊新潮 2017年8月10日号掲載

特集「報道前日『離婚届に判を押せ!』 家庭を壊された妻が涙の抗議文 『今井絵理子』と『不倫市議』は人として『一線を越えた!』」より

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