第1子妊娠の福原愛、夫に足りない“順位への粘り”

スポーツ

  • ブックマーク

 卓球でスピンを掛けるのに必要不可欠なのが、ラケットに張られたラバーの“粘着力”だという。昨年、台湾籍の江宏傑(28)と結ばれた福原愛(28)は、6月、第1子妊娠のニュースが報じられ、幸せ一杯。愛する夫のためにネバネバの納豆まで手作りするほどだが、肝心の夫君、勝負に対する粘りが足りないようで、成績は右肩下がり。大丈夫か? 愛ちゃん。

 ***

 妊娠を発表した際の彼女のブログによれば、「出産は秋を予定しています」というから、泣き虫だった小さい頃の愛ちゃんを知る世代にとっては、感慨深いものがある。

 スポーツ紙記者の話。

「昨年のリオ五輪以降、福原は休養に入り、結婚。出産の予定日は、福原の誕生日である11月1日頃だと言われている。彼女は将来的に競技へ復帰する考えを持っていて、子育てが落ち着いたら東京五輪を目指すと見られています」

 もっとも、現在は、まだまだ新婚の余韻に浸っているようで、5月から始めたツイッターには、夫のために腕を振るった料理やデザートの数々を連日アップ。

72位から117位へ

 中には、夫の栄養バランスを考えてなのか、納豆作りにも挑戦。大豆を茹でるところから始まり、24時間発酵させた開始2日後、

「納豆できたーっ!」

 という喜びの声と、粘り気を帯びた見事な納豆の画像をツイッターに載せていた。

 妻の役割をしっかりと果たしている愛ちゃん、母親になるのも一安心と言いたいところだが、気になるのは、夫・江の成績である。

 彼女との交際を認めた昨年4月の時点では、世界ランキング72位だったが、結婚した昨年9月になると79位に。しかも、現在はさらに一段下げて117位。順位にしがみ付く粘着力が微塵も感じられないのである。

 卓球に詳しいジャーナリストの青柳雄介氏は、

「江選手は今年6月から、日本2部リーグの琉球アスティーダというチームに補強要員として、2年契約で入団しました。できて4年ほどのチームですから、今はまだレギュラーとして活躍できています」

 だが、今後、チームが力を付けてきた時にどうなるかは未知数だという。

「琉球アスティーダは来秋、日本で開幕予定のプロアマ混合Tリーグへの加入を目指していますが、そうなると世界ランキングで20位以内の選手と対戦することになります。117位の江選手は厳しい戦いを強いられるでしょう」(同)

 頼みの綱は、妻であり、母となる愛ちゃんになるが、

「妊娠前のレベルに戻すことはできるでしょうが、女子はすでに強力な若手が台頭しています。福原が代表の座に這い上がるのは、年齢的にも厳しいのでは」(同)

 東京五輪は、コメンテーターとして活躍するのが、夫のため、いや、一家のためか?

週刊新潮 2017年8月10日号掲載

ワイド特集「真夏の狂い咲き」より

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。