稲田朋美、政治生命が尽きても「改憲に取り組みたい」の寝言

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秘蔵っ子

 しかも、地元・福井でも“稲田離れ”が加速している。

 県政関係者が明かす。

「2005年に初当選したころは、“おカネが足りない”と泣き言を口にしながら、地元財界から寄付をかき集めていた。ところが、行革担当相で初入閣したときの資産公開で数億円の土地や株を夫婦で持っていることがわかって、寄付をした会社経営者らは呆れ返りました」

 さらに、身内である自民党県連でも参院選の候補者選定などで揉め、煙たがられる存在になっていたという。

「それでも、過去2回の選挙で、ダブルスコアの差をつけて勝てていたのは、あくまでも秘蔵っ子として、安倍人気にあやかっていただけ。もともと、自民支持層からのウケは良くないから、安倍総理に距離を置かれるようになれば、次の選挙は圧勝どころか、厳しい戦いになるのは間違いありません」(同)

 いずれ、単なる右派弁護士に逆戻りか。

週刊新潮 2017年8月10日号掲載

特集「咆哮と遠吠えが交錯する『永田町』人間動物園」より

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