くわばたりえ「100点のママにならんでいい」 育児に苦しむママたちにエール

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 タレントのくわばたりえが5日自身のブログで、育児に苦しむママたちにエールを送った。

 くわばたは「一生続かない」と題した記事で子どもたちと楽しく過ごした休日について綴りつつ、「6年前の今日きっと私は 離乳食を食べない隊長に 泣きながらご飯を食べさせていたなんで食べへんの!と怒鳴ってたのかもしれん…毎日毎日 帰りが遅い夫なんで私1人だけ こんなに大変なん!?私ばっかり 私ばっかりやん!」と当時の苦しさを語った。

 今は子どもたちも大きくなり、楽しい日々をすごしているというくわばたは

「育児が辛すぎるママ… 今の辛さは一生続きません。今は私ばっかり大変で、私ばっかりしんどいけど 私ばっかり子供の成長をみられてるって思える日が来ます。

 私来たから。

 地獄のような寝不足の日々 一生続かないとわかってるけど 辛かった辛すぎた日々

 今は嘘みたいにビール片手にドラマを観た後爆睡してます。完璧を求めず手を抜き息を抜き♪
 
 100点のママにならんでいい 0点のママじゃなかったらいいやん 

 もし『私は0点のママだ』と思うママがいたらその時点で 30点はある! 子供の事を考えてる証拠やから♪ だから大丈夫」

 と育児中のママたちにエールを送った。

 これに対しファンからは「ありがとうございます。明日からも頑張ります」「涙が出ました。一生続かない…グッときて涙が出ました。30点でも良いですよね!」「ホッとしました」などのコメントが。

 大人気講座「おやこ保育園」を主宰する保育士の小竹めぐみさん、小笠原舞さんもこのように話す(以下「 」内『いい親よりも大切なこと』より抜粋、引用)。

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「『いい親』という100点満点の答えなんて、実は世界中どこを探しても見つかりません。いい親像とは、結局のところ自分の思い込みに過ぎないのです

『いい親になろう』と頑張るあまり、ついやりすぎてしまうことはありませんか? 一度言えばいいことを、何度も注意したり、しまいにはちゃんと理解したか確認するために、もう一度同じことを言わせたり。

 親がしっかりしているから、子どもがしっかりするわけではありません。『いい親になろう』と頑張っているから、『いい子』になるわけでもありません。
子どもと自分の『今』の状態を否定せずに受け入れることで、『いい親になろう』という気持ちを手放してみることをおすすめします」

「『わが子には、自分らしく生きてほしい』と多くの親が願うものでしょう。しかし、子どもが自分らしく生きるためには、一番近くにいる親自身がそれを体現することが最も近道なのです」

 悩んでいるママたちは、くわばたの「100点のママにならんでいい」という言葉を心で唱えながら、少し肩の荷を下ろしてみてはどうだろうか。

デイリー新潮編集部

2017年8月7日掲載

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