韓国・文在寅大統領の“慰安婦づくし”フルコース 記念日、歴史館、公園も登場
“反日教”のご本尊
付言すれば、慰安婦問題と同じく、65年の日韓国交正常化時の条約で韓国は戦前の被害請求権を放棄している。だが、韓国は今でもそれを“不都合な真実”として退け認めていないのだ。
前川氏が話を継ぐには、
「韓国の中学生向けの教科書には、慰安婦と徴用工の問題は解決されていないと記されています。ゆえに、戦時中に朝鮮人労働者を不当に搾取したとして、三菱重工や新日鐵住金など日本企業が韓国で訴えられ賠償金を命じられている。日本側は上告していますが、徴用工像を設置することで追い討ちをかけたいのでしょう」
『悪韓論』の著者で元時事通信ソウル特派員の室谷克実氏はこうも言う。
「“反日教”のご本尊が慰安婦像なら、徴用工像は女神さまを護る男神になりつつありますね。その背景には、慰安婦問題が思惑通りに進まないジレンマがあるんです。実際のところ、日韓合意で日本政府が拠出した10億円は、元慰安婦の7割が受け取っている。そのため、今後は韓国が再び謝罪を要求しても、合意破りだと国際社会からも批判を浴びる。それで、次なる日本への攻撃材料は、徴用工問題だと躍起になっているのです」
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