真木よう子、激ヤセで「セシルのもくろみ」の目論見外れ 視聴率が危険水域

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現実離れの設定

 当初の目論見とは、あまりにかけ離れた結果に慌てたのか、真木は再びツイッターで、

《むしろ更に燃えて来ました。大体、伝説のドラマとはこうして始まり右肩上がりで、最終話の予想だにしないラストを迎えるのです。/皆様の助け。欲しがります負けたって》

 と、精一杯の強がりを見せたのだった。

 だが、しかし、そんな努力の甲斐もむなしく、翌20日放送分では、4・5%とさらに数字を下げる結果に。

 テレビ局関係者は、

「民放の連続ドラマは、概ね視聴率5%が打ち切りのボーダーラインとなっています。これ以下の数字が続き、回復の兆しがないとなると予定回数を減らして、早めに番組終了となる」

 低迷中のフジの場合は、打ち切りのボーダーラインが5%よりも、さらに低く設定されているというが、「セシル〜」が危険水域にあるのは言うまでもない。

 それにしても、なぜ、ここまで人気がないのか。本誌(「週刊新潮」)連載でお馴染みの吉田潮さんが言う。

「ごく普通の主婦が憧れのファッション誌の読者モデルに選ばれて成功してゆくなら共感が持てますが、あんなに細くて、ダサい恰好の田舎の主婦が読者モデルになるなんてことはあり得ない。設定が現実離れしているので感情移入が出来ないのです」

 つまり、真木のガリガリな激ヤセ体形が、低迷の一因というわけだが、先のテレビ局関係者が続けるには、

「ドラマ的には、ポッチャリ体形から次第に洗練されてゆくほうがしっくりといくわけです。ところが、彼女は過去に肌あれや激太りと叩かれたので撮影前に体質改善のダイエットをし、予想外に痩せてしまった。フジとしては、ここまでガリガリとは考えていなかったのでアテが外れた」

 起死回生の新たな目論見でもなければ、打ち切りまっしぐらなのである。

週刊新潮 2017年8月3日号掲載

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