「テレビで中国語」で活躍、ハーフの「ちびまる子」女優

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「テレビで中国語」へようこそ! 元気溌剌な講師の隣でニッコリ微笑む生徒に惹かれて、思わず画面に見入ってしまうこと数分。

 あれ? この女の子、どこかで見たことあるゾ。ネットで調べてみると、な、な、なんと、あの漫画『ちびまる子ちゃん』の実写版で、2006年に主役・まる子を演じていた少女ではありませんか。

 森迫永依(もりさこえい)さん。女優、元・子役。1997年9月11日、千葉県印西市生まれの19歳。身長158センチ、血液型はO型。左利き。

「森迫さん、父親が日本人で、母親は中国人のハーフなんです。子役を養成する劇団に入っていましたが、今は太田プロダクションで本格的な女優を目指している都内の大学2年生です」

 とNHK「Eテレ」ウォッチャーが言う。

「彼女、発音が抜群だと評判ですね。母親が中国人、祖父母もあちらにお住まいなので幼少期から何度も中国に行っていたといいます。DNAに刷り込まれているようです」

 NHKの語学講座は、2008年に変貌を遂げた。

「それまでのアカデミックな『中国語会話』の雰囲気を捨て去り、一挙にアトラクティブな『テレビで中国語』に変えたのです。生徒役に壇蜜さんや川島海荷さんを起用、今年の森迫さんで受講者もさらに増えたようです。講師の三宅登之(たかゆき)さんのハリキリぶりも大受けで、今年で3年連続の登場です」(同)

 関係者が言う。

「森迫さんは英語検定1級に受かっている語学の使い手です。中国語にもセンスがあるのです。幼い頃から母親に仕込まれたようですね」

 読者諸賢も「テレビで中国語」を御覧になられては? お笑い芸人が跋扈するワイドショーより、よほど魅力的な内容ですゾ!

週刊新潮 2017年7月27日号掲載

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