「松居一代」独占告白 “船越事務所”からの圧力は「今に始まったわけではない」
「やるならSNSしかない」
「こういうことを平気でやってきた黒い事務所、ホリプロですから、テレビ局に圧力をかけたとしても、何の不思議もありません。ただ、そんなことは事前にちゃんと予想していたのです。ホリプロがこれだけの強い圧力をかけてくることは。だから、39年間の、私の芸能生活をかなぐり捨てないと、この戦いはできなかった。芸能生活、絶ちたくないですよ。絶ちたくないけれども、そこに未練があったら、この戦いはできないでしょ? こんな戦いをしておいて、テレビ局に『ドラマに出させてくれ』なんて言えないじゃないですか。『私、またテレビに出たいの』なんて言っていたら、戦えないですよ。絶対に戦えない。
日本における最大のメディアは、いくらSNSが強くなったと言っても、やっぱりテレビですよ。でも、私が動くと、ホリプロは、こうやってテレビ局に圧力をかける。だから、戦おうと思っても、テレビは使えないのです。そんな中で、私は、やるならSNSしかない、と思ったわけです。しかも、かなり前からそう考えて準備をしてきたのですが、SNSだ、と思ったきっかけは昨年のアメリカ大統領選挙でした。みんな、ヒラリー・クリントンさんが勝つと思っていたでしょ? でも私は、ヒラリーさんの最後の決起大会の様子を見て、負けるなと思ったんです。SNSの使い方が悪かったからです。一方のドナルド・トランプさんはSNSを非常に上手に使っていた。いつも言うのですが、私の職業は芸能人ではなく、投資家です。で、絶対にトランプさんが勝つ、と思って、だーーーーっとお金を移動させたんです。トランプさん側に。それで、私はおかげさまで大きな利益を上げたんですが、その時に『SNSでいけるな』と思ったのです。YouTubeに関して言えば、ピコ太郎さんもあんな風に世界に発信できたじゃないですか。あれがいい例ですよ。ピコ太郎さんが踊っている時、私は『なるほどなぁ。日本でYouTubeも捨てたもんじゃないな』と思っていましたから。もちろん、それよりずっと前からYouTubeには注目していましたけどね」
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(2)へつづく
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