天皇「生前退位」問題 平川祐弘東大名誉教授、マスコミが作った「祈るだけでよい」発言に反駁する

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 天皇陛下の退位に関する有識者会議において「天皇は祈るだけでよい」と発言したかのように扱われ、様々なメディアから指弾された平川祐弘東京大学名誉教授(※祐は示ヘンに右)。その言葉には天皇陛下が「強いご不満」を示されたともいうが、発言自体の事実がない。自身に向けられた言われなき中傷について、平川氏は「新潮45」8月号で厳しく弁駁している。

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 5月21日、毎日新聞朝刊第一面に衝撃的な記事が掲載された。「陛下公務否定に衝撃」という大見出しに「有識者会議での『祈るだけでよい』」との小見出し、そしてこう続いていた。...

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