気迫が足りない民進「野田」、公明は高評価 テレビ討論「政治家発言」採点
北朝鮮と独裁政権
他党の批判をするにしても、生来の関西弁が空気を変え、雰囲気を和らげるのは、この人の得難い持ち味であろう。
自由党の森ゆうこ参議院会長(61)。かつて国会で、スカートがめくれるのも気にせず、委員長席に詰め寄った「闘士」である。
この方、下村博文・幹事長代行(63)氏の発言にイチイチ、
〈北朝鮮みた〜い〉(6月11日「日曜討論」)
と突っ込んで見せたり、
〈権力の私物化、独裁政権を倒さないといけない〉(同)
とアジってみせたり、「印象操作」が甚だしい。それが61点の低評価に繋がっているのだが、拾う神もある。
ハリウッド大学院大学の佐藤綾子教授(パフォーマンス学)によれば、
「ポイントが高いのは身なりが質素なことです。稲田朋美さんや蓮舫さんはとても高価なものを身に着けていますが、森さんは、お手頃な洋服やアクセサリーです。髪型もシンプルで飾りっ気がない。意外と女性から好かれるのではないでしょうか」
意外や意外。この人、ヒステリックなふりをして実は策士なのかもしれないのだ。
とかく、テレビは難しい。
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