「いなくなってほしい」我が子に手をかけた母親が抱えていた深刻な「産後うつ」

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 読売新聞で連載中の「孤絶 家庭内事件」。7月17日に掲載された第3部「幼い犠牲」(2)では「産後うつ」が引き起こした殺人事件について焦点が当てられた。

「いなくなってほしい」そんな書き出しで始まった記事には、2歳の愛娘に手をかけたときの母親の気持ちが克明に記されている。

 《「首に手を持っていこうか」「でも、かわいそう」。20分ほど細い首を見つめた末、ついに両手を首に伸ばした。出産後、ずっと聞き続けてきた泣き声が消えた》

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