海外で自衛官が味わわされた屈辱とは
自衛隊を違憲という人たち
内閣支持率の低下を受けて、安倍政権下での憲法改正が困難になってきた、という見方が報じられている。「憲法改正を絶対駄目とはいわないけれども、現内閣では絶対駄目」という主張の人たちにとっては歓迎すべき状況だとも言えるだろう。
今年5月、安倍首相が提案した改憲案は、簡単に言えば、とりあえず憲法9条に新たな条項を加えて、自衛隊の存在を明記しよう、というものだった。
これに反対する側の意見の中には、「すでに自衛隊の存在は国民に広く認められているのだから、あえて憲法をいじる必要はない」というものがある。...