雲隠れ「加計学園」理事長を追跡 “20歳年下妻”と優雅な夏の一日
5日前には誕生パーティー
実は、その5日前の7月3日、加計学園グループが運営する「ヘルスピア倉敷」で、加計理事長の誕生パーティが開かれていた。当然、加計理事長は顔を見せたが、厳戒態勢が敷かれ、取材陣は完全シャットアウト。
あくまでも、説明責任を放棄しているとしか考えられない。言うまでもなく、彼はこども園から大学まで擁する一大教育コンツェルンのトップである。自ら範を示すべき教育者が都合の悪いことには口を噤んだままで許されるのだろうか。
行政を歪めたと指弾される側の当事者が逃げ回ってばかりいる一方で、行政を歪められたと主張する前川喜平前文科事務次官は10日、衆参両院の閉会中審査に登場した。
そこで明かされたのは、愛媛県今治市における獣医学部設置が、“総理のご意向”によって、いかに“加計ありき”で進められたかということだった。
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