NEWS・加藤シゲアキが人生初の“帯書き”に挑戦! 拍手喝采となったその内容とは?

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 ピース又吉直樹と加藤シゲアキ(NEWS)が小説家をゲストに迎えトークする番組「タイプライターズ~物書きの世界~」(フジテレビ)の第6弾が7月12日(水)深夜に放送され、加藤が人生で初めての“帯書き”に挑戦した。

 加藤は、番組ゲストの西加奈子、中村文則とともに、又吉の2作目「劇場」の帯に載せる推薦文を考案することになったが、「ぼく、初帯ですよ」と、実はこれまで一度も帯の推薦文を書いたことがないことを明かし、「どうやって書くんですか?」と慌てた様子で、先輩作家の西、中村に極意を尋ねた。

 中村は「読んだ瞬間の感じをそのまま書くことが多い」、西は「かっこつけちゃうとね、わけわかんなくなっちゃう」とアドバイス。すると加藤は「今年一番難しいこの仕事!」「なんで昨日から言ってくれなかったの!」と笑いを誘った。

 いざ発表の段になり、中村の「驚きました。2作目で早くも「火花」を越えるなんて。」西の「『かいぶつ』の内蔵を見せられたような気持ちです。」という推薦文を見ると加藤は、「そんなかんじかあ、はああああ」と言いながらも、自身初の推薦文となる「人生という舞台はこんなにも苦しく愛しい 『劇場』で激情しろ!!」というコメントを披露。すると中村は「いいじゃない、すごくいい!」、西も「めっちゃええやん!一番ええやん!」と褒め、拍手喝采。加藤は「恥ずかしかった~。僕の内臓見せた気分です」と、ホッとした顔を見せた。

 加藤は“初帯”を書いた「劇場」について、以前別の番組で「恋愛小説というから甘酸っぱいものを期待されている方が多いかもしれないですけれど、その奥にある悶絶するような苦しさとか鬱屈したものとかが人間的で、すごく引き込まれる小説です」とコメントしていたが、今回は作家目線で「いつも1作目みたいに、感情を全部さらけ出して(小説を)書きたいって思うんです。2作目以降の方がどうして良いかわからない。だから2作目で又吉さんが、みんながそう(感情をさらけ出していると)感じられるものを書いたっていうのが、僕からするとすごく不思議」とコメントした。

 番組では「劇場」の舞台となっている東京・下北沢にロケに出かけたり、又吉が3人のためにカレーを振る舞うシーンも。作家同士だからこそできるトーク談義に、アイドルのときとはひと味違う加藤の表情が垣間見ることができた。

デイリー新潮編集部

2017年7月14日掲載

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