「豊田真由子」学芸会&ミュージカル罵詈雑言 ♪たまげた~たまげたよ~~
■ミュージカル調のイジメ
政策秘書を暴行の上、口汚く罵った豊田氏は、この後、「作戦」を変更する。彼へのあてつけとして、延々とひとりごとのように嫌味を呟き続けたのだ。しかも、なぜか演劇調で……。
なお事前に解説を付しておくと、政策秘書が、事務所スタッフの誰もミスをするつもりはなかったし、迷惑を掛けるつもりもなかったと釈明したことを、以後、豊田氏は執拗にネチネチとあげつらっていくのである。
芝居がかった学芸会のセリフ調で、彼女は政策秘書をこうイビリ始めた。
「あ〜あ、あ〜あ、ひどい目に……。ひどい目に遭った、今日は悲しかった、あ〜あ。あ〜あ、次はなんだろうねえ、次はどんな、次はどんな嫌がらせが来るかな〜?」
ここで声色を高くし、「高音学芸会」に変調した豊田氏は続けた。
「『そんなつもりはありませ〜ん』。どんな嫌がらせが来るかな〜。次はあたしはどんな恥をかかされるのかねえ、どんな恥をかかされるのか!」
「次はどんな嫌がらせが、隠されて、いるのかな〜? 君たちのそのハゲ頭の中には!」
そして、彼女の嫌味イビリは、「即興ひとりミュージカル」とでも表現すべき、独特の節が付けられたものに変わっていく。
念のために予(あらかじ)め断っておく。これから紹介する、豊田氏による「論理すり替えミュージカル」も録音音声が残された実話である。
それでは、舞台経験のない素人が、即興でとってつけたようなミュージカル風の抑揚を付けて歌っている場面を想像しながら、以降を読み進めていただきたい。
[3/4ページ]