嵐・大野智、身体を鍛えて挑んだ「忍びの国」 “忍者”衣裳秘話に感動
7月1日に全国公開を控えた、嵐の大野智さん主演映画「忍びの国」。伊賀忍者と織田軍との死闘を描いた本作で、初めて忍者役を演じる大野さんは、これまで経験したことのない演技に新鮮な気持ちで作品に挑んだという。原作・脚本を手がけた和田竜さんも「見事な無門(大野さんが演じる忍者の名前)を演じてもらいました」と太鼓判を押しており、期待が膨らむばかり。大野ファンの間からも「早く観たい!」「待ちきれない!」と、公開を心待ちにする声が多数寄せられている。
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待望の映画公開に先駆けて、大野さんと本作の衣裳デザインを手がけた黒澤和子さんが、「芸術新潮」7月号(6月24日発売)の「衣裳で語る忍者映画」特集に登場。撮影の裏側や衣裳の秘話を語った。
黒澤さんは、大野さんが今回の映画のために筋トレをして、身体を鍛えていたことを暴露。これに対し大野さんは「ああ……そういえば、クランクイン前から始めていました」と笑いながら答えたが、「殺陣の接近戦での一騎打ちは初めてで、少しでも気を緩めると危険なので、かなり緊張しました」と、身体を作って、本気で撮影に挑んだことを明かした。
また黒澤さんは「映画の衣裳って、独り歩きしちゃいけないものなんですよ。『どんなの着てたっけ?』って言われる方が映画としては成功だし、むしろ嬉しいんです。私たちはあくまで黒子なので」と衣裳デザイナーならではの理念を語る。しかし大野さんは、「ライヴや舞台で和風の衣裳を着ることはあるんですけど、今回の衣裳は、そういう派手でわかりやすいものとは違って、非常にシンプル。なのに細部はすごく凝っていて、感動しました」ととても気に入った様子だ。
「芸術新潮」7月号では、写真家・梅佳代が撮り下ろした大野さんと黒澤さんのグラビア写真と、「忍びの国」の衣裳デザイン画を10ページにわたり掲載。大野さんのアクションやストーリー展開はもちろん、細かい衣裳にまで注目して映画を観てみると、さらに「忍びの国」の世界を楽しむことができるかも。