17年ぶり復活で話題“小原裕貴伝説”とは? 唯一花束を持って引退したジャニーズJr.
元SMAPの稲垣、草彅、香取が今年9月を持って退社することが確定したが、「ジャニーズ事務所を美しく大団円で去る」のは非常に難しいことだ。ましてやデビューしていないジャニーズJr.からしてみたら、それはもうデビュー以上に非現実的な未来だろう。
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そんな夢のような事柄をなしえた人物がいる。小原裕貴である。1991年から2000年までの9年間、ジャニーズJr.として活動していた小原は、1980年生まれの37歳。現在は会社員として働いている一般人の彼が、7月21日にKinKi Kidsデビュー20周年記念で放送される特別ドラマ「ぼくらの勇気 未満都市2017」年に出演することが明らかになり、話題をとなっている。
ご存じでない方も多いかもしれないが、小原裕貴と言えば、ジャニーズJr.黄金期に、タッキーこと滝沢秀明や現在の嵐のメンバーらと一緒に活躍していた人物で、集英社発行のアイドル雑誌『Myojo』の「みんなが選ぶジュニア大賞」というファン投票の「一番美形なJr.」を5年連続(95~99年)で、「恋人にしたいJr.」部門を2年連続(96年、97年)で制するほどの人気を誇っていた。
もちろん何らかの形でデビューをすると思われていたが、2000年9月3日、小原が20歳のとき、ジャニーズJr.3大ドームツアー初日に突然ジャニーズ事務所を卒業することを発表し、ファンを阿鼻叫喚の渦に巻き込んだ。
ちなみに長い歴史の中で、ジャニーズ事務所がJr.の退所について公式に発表したのは、小原裕貴ただ一人。最後のコンサートには既に嵐として活躍していた櫻井翔が花束を持って駆けつけ熱い抱擁を交わし、惜しまれつつも芸能界を引退したのである。
そんな伝説の小原裕貴が再びテレビドラマに出演するとあって、往年のファンは大興奮。SNSでは「小原くんが帰ってくる!鳥肌たった!」「胸が熱くて死にそう」「ありがとうございます!」と喜びの声が溢れた。
「ぼくらの勇気 未満都市」は1997年に日本テレビの土曜9時枠で放送されたドラマ。KinKi Kidsの2人が主演をつとめ、嵐の相葉雅紀と松本潤の初めての連続ドラマ出演を果たし、一大現象を巻き起こした作品だ。公式HPによると「ドラマの最終回で『20年後、またこの場所で会おう』と言って別れた彼らが今夏、スペシャルドラマでその約束を果たします」とのことで、演出、プロデューサー、制作スタッフも20年前と同じ布陣で挑むという。小原自身は「プロデューサーさんから話を聞いた時は驚きましたが、KinKi Kidsさんの記念すべき20周年に少しでも貢献できればと、出演を決意しました。演技は久しぶりでとても緊張していますが、みなさん温かい目で見守っていただければ幸いです」とコメントを寄せている。