ジャニーズ事務所、3部制改編が生む軋轢 「ジャニー」「ジュリー」にすき間風

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 SMAPの解散騒動によって、その内部事情にも注目が集まったジャニーズ事務所。組織改編が生む軋轢について、事務所関係者によれば、

「タレントを1部~3部に割り振って、それぞれに部長を据え、さまざまな責任を持たせました。部ごとに競わせるといういわゆる企業の論理があるようです。スポーツで1軍とか2軍とか言いますよね。そこまでではないものの、藤島ジュリー景子副社長(50)の中でのヒエラルキーが存在しているのは間違いないですよ」

 この動きを快く思っていないのが、他ならぬジャニー喜多川社長(85)なのだ。

「3部制を採るまでは、ジャニーさんは、自身が手がける舞台で思うようにタレントを起用できたのに、それができなくなった。大袈裟に言っちゃうと、キャスティング権を剥奪されたようなもので面白くなくて、2人の間にすき間風が吹いている。実際、石の上にも3年どころか長らくCDデビューを待ってきたグループがありましたが、それもジャニーさんの機嫌を損ねたせいで実現していない」(同)

 もっとも、権力を掌握中のジュリー副社長にも言い分があるようで、

「色んなメンバーをデビューさせ過ぎだという思いを持ってるんじゃないでしょうか。“生みだすよりもしっかり育てる”でしょ、ということですよ」(同)

特集「元『SMAP』キムタク以外が『1対3』に分裂! 裏切りの『中居正広』独立凍結の深謀」より

週刊新潮 2017年6月22日号掲載

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