“天才”藤井聡太、幼少時から見せていた「棋士の片鱗」 祖母語る
■学校の成績は…
そんな彼だから、一度頭が将棋へと向くとそれ以外は頭に入らなくなる。
「将棋のことを考えながら歩いていて、ドブに落ちたことが2〜3回はありました」(同)
というし、今でもそれは変わらずで、
「今日も生徒手帳をなくしたなんて言っていました」
と笑うのは、名大附中の担任・大羽徹教諭である。
「一方で、すごくこだわりが強いところもある。中2の頃、宿題の提出率が悪く、理由を聞いたら“学校の勉強は授業内がすべて。宿題はプラスαで、マストではないでしょう”と。いろいろ説明して、今は納得してくれましたけどね」
ちなみに学校の成績は、
「すべてを勉強に向けられれば、トップ層に食い込むはず」(同)
だそうだ。
特集「『深夜特急』読破で集中力アップ! 不二家チョコレートで脳のスタミナ!『藤井聡太』14年11カ月の棋譜」より
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