禁煙社会のために人体実験を――「小池新党」公認候補の過激意見
小池百合子都知事(64)が率いる都民ファーストの会は、受動喫煙防止条例の制定を公約に掲げ、子どもの命を守るとの名目のもと、子どものいる家庭内での禁煙まで目指すと記者会見で発表した。
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小池百合子都知事
家庭の中を条例で縛ることには疑問の声が上がるが、その背景に選挙事情があると語るのは、さる自民党都連関係者である。
「昨年の都知事選の頃から、小池さんサイドは東京都医師会とつるんでいた。彼らは厚労省以上の禁煙原理主義。東京都医師会を味方に留めておくには、過激だろうが何だろうが、他党との違いを出さないわけにはいかなかったんです。なぜって、東京都医師会の票が逃げてしまうから。つまり小池さんは、小泉さん譲りの二元論を使うことで、庶民票と東京都医師会の組織票を集めることが目当てなんです」
進むも地獄、引くも地獄の豊洲問題では、小池劇場をどれだけ演出できるかは読み切れないところがある。豊洲に代わって庶民受けする新たな「タマ」として、禁煙を前面に打ち出してきた格好なのだ。
こうした打算のもとに家庭内禁煙へと走り出した小池氏。そこに「丁度いい」タイミングで、ある催し物が巡ってきた。「タバコフリーサミット2017・東京」なるイベントだ。
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