桑田佳祐　小学校以来の友人から“映画”をプレゼントされる　神木隆之介＆野村周平出演『茅ヶ崎物語 ～MY LITTLE HOMETOWN～』

「茅ヶ崎物語～MY LITTLE HOMETOWN～」（ｃ）2017 Tales of CHIGASAKI film committee

　桑田佳祐がソロ活動30周年を迎える。サザンオールスターズとして78年にデビューし一世を風靡。今でも第一線で活躍中の日本が誇るアーティストである。

　桑田は87年にはサザンの活動とは別のソロ活動を開始した。そしてソロデビュー30周年に合わせ、この6月に桑田自身も出演する映画「茅ヶ崎物語 ～MY LITTLE HOMETOWN～」が公開される。

　公式HPによるとこの映画は、桑田の小中学校時代の同級生で「サザンオールスターズ」の名付け親でもある宮治淳一が、「昨年友人桑田佳祐が還暦を迎えるにあたって、茅ヶ崎と芸能との関係性、その謎を探る映像作品を制作し、桑田にプレゼントしよう」企画したもの。そして知り合いの監督の熊坂と人類学者中沢新一、この二人に協力を依頼し映像作りが始まったという。

　当初は桑田佳祐へのプレゼントとして作り始めた本作。できあがった映像をプレゼントされた桑田は大いに感銘を受けたという。そしてその桑田の反応に呼応するように、熊坂、中沢の熱も高まり、ただのプレゼントで終わらせず、映画作品として一般公開を目指すことになった。制作過程からして異彩を放つ本作は、音楽探訪記でありつつ、同時に音楽伝記であり、音楽文化史でもあるという、他に類を見ない作品となっている。また桑田佳祐本人の出演だけでなく、同郷の加山雄三へのインタビューも敢行。他にも、萩原健太、神木隆之介、野村周平など、豪華キャストが登場する。

　映画は第6回茅ヶ崎映画祭特別招待作品として6月25日にプレミア上映する他、7月21～23日に、TOHOシネマズ　六本木ヒルズ他全国主要都市にて、3日間限定＜夏祭り＞特別上映される。