大ブレイク「梅沢富美男」の抱える意外な悩み CM決まらない

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■本人を直撃

 あるテレビ局関係者はこんな事情を明かす。

「梅沢さんの本業はもちろん役者。大衆演劇『梅沢富美男劇団』を束ねる座長として、約20人の役者を抱えていますが、彼らはきちんと給料制にしているし、本人もまだ自宅のローンが残っている。だから、スケジュールに縛られず一度で大金が転がり込むCMは、喉から手が出るほど欲しい仕事なんですよ。そもそも、オファーがあるのに決まらないのは、番組で毒舌を吐き過ぎて交渉が頓挫するとか言われていますが、梅沢さん自身も理由が分かんねぇんだとボヤいています」

 しかし、である。そんな梅沢に一筋の光明が差しているという。

 先の関係者が言うには、

「あるスポンサーとの交渉が水面下でまとまりそうで、早ければ今年の夏にもCMが放映される見込みです」

 果たして真相は――公演を終えて楽屋口から出てきた梅沢本人を直撃すると、

「決まるかどうか、そんなこと言えるわけないじゃない。そりゃ、決まればCM出演は25年ぶりぐらいになるから嬉しいけど、俺みたいな奴は使わねぇだろ。態度悪いし、スポンサーが嫌がるんじゃねぇかな」

 と、肝心なことは煙に巻くばかりだが、最後には、

「新潮のCMにも使ってくれよ……」

 と、きっちり自らを売り込むことも忘れない。そのガッツがあれば、悩みが解決する日も近そうですネ。

ワイド特集「悲劇の縦糸 喜劇の横糸」より

週刊新潮 2017年6月8日号掲載

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