“ほとんど王族” キャサリン妃の妹「ピッパ」挙式への注目

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フィリッパ・ミドルトン(The Matthew Slack from Alnwick, GB
/Wikimedia Commonsより)

 ――ほぼ王族の結婚式(アン・オールモスト・ロイヤルウエディング)。

 5月20日、ロンドン西方バークシャー州のセントマークス教会で行われたその結婚式は、有名人、セレブらを含めた参列者が350人。じつに華やかだった。

 主役である花嫁の名は、フィリッパ・ミドルトン(33)。愛称“ピッパ”。英国王位継承権第2位のウイリアム王子、その妻であるキャサリン妃の妹だ。

「彼女を射止めたのはジェームズ・マシューズ氏。ヘッジファンドを運営する41歳のやり手ですが、つまりは一般人同士の結婚です」

 と話すのは、全国紙のある外信部デスク。

「でも、ピッパ自身がいまや有名人。さらにキャサリン妃を始めとした王族の参列があるので、タブロイド紙や女性誌だけでなく、BBCや高級紙のテレグラフなどまでがピッパの結婚式を大きく報じました」

 彼女が有名になったきっかけは、やはり6年前の姉と王子の結婚。式で付き添い役(ブライズメイド)を務めた彼女は、あることで注目されたのだ。

「ドレスがふわっと盛り上がったお尻の形が、“セクシーだ”と男女を問わず話題になったのです」

 と解説するのは、在英のあるジャーナリスト。

 のちに、“パッドを入れていた?”といった下世話な論争まで起こったそうだが、エジンバラ大卒の才媛でスポーツも万能。そして、絶世の美女……とは言わないまでもスタイルも良く、まもなく社交界に出た。

「あちこちのセレブと浮名を流したりして、王室ゴシップが好きな英国人の欲求を、ピッパがかなり満たした面があるのです」(同)

 なるほど、そういう意味でも“ほとんど王族”だった。

週刊新潮 2017年6月1日号掲載

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