GACKTの飽くなき投資熱 113億円集金詐欺にハマっても…

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■キャバクラでも投資話

歌手のICONIQ(現在は女優として伊藤ゆみ名で活動)

 GACKTの事務所関係者が声を潜める。

「付き合っていた当時、GACKTは彼女を自宅に住まわせ、事実上の『伴侶』としていた。そんな妻同然だったICONIQは、『週刊新潮』に報じられることになる投資にのめり込んでいたGACKTを心配し、窘(たしな)めていたんです。でも、彼は聞く耳を持たなかった。破局の大きな原因の一つは、GACKTの『投資癖』にあったんです」

 にも拘(かかわ)らず、彼の投資欲は失せていないようで、

「4月上旬、東京のキャバクラでGACKTさんを含めた15人ほどの飲み会があったんですが……」

 と、その場に居合わせたキャバクラ関係者が明かす。

「VIPルームでシャンパンを5、6本空けながら、GACKTさんはキャバ嬢よりも参加していた男性と話していました。彼は今、マレーシアと日本を行き来しているんですが、会話の内容は『マレーシアでマンション投資するならあそこの土地がいいよ』『そこの場所は良くない。もっと稼げるところがある』といったものでした。『全員、マレーシアに住め!』とも言っていましたね」

 マレーシアでよほど「おいしい話」に遭遇したのだろうか……。

 GACKTを知る芸能関係者が眉を顰(ひそ)める。

「報じられた投資詐欺をGACKTに持ち掛けた男は、本名と名刺の名前の表記を変えたりするような、いかにも胡散臭い奴で、ICONIQに限らず、周りの友だちも怪しんでいた。それなのに彼は突っ走ってしまった。つまりGACKTは、人を見る目がないんでしょうね」

 だが、彼は決して認めはしまい。なにしろ一番嫌いなのだから、次の言葉が。

「オレには詐欺話を見極める才能がない」

ワイド特集「女と男の『劇場』」より

週刊新潮 2017年5月18日菖蒲月増大号掲載

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