こんな記事も読まれています
「沖ノ島」世界遺産登録、関係者が落胆ムードの事情
古代祭祀の痕跡をはじめ、数多くの遺構が現存する沖ノ島(福岡県)がこの度、世界遺産に登録されることになった。しかし、この吉報を関係者は、心から喜んでいない様子なのだ。
地元紙記者が言う。
「今回登録が勧告されたのは、沖ノ島とその周囲の岩礁だけ。県が合わせて推薦していた、島と縁の深い宗像大社や古墳群は除外されたんです。地元では落胆の声が広がっています」
中でも茫然としているのは、旗振り役の小川洋福岡県知事である。
「決定発表後のインタビューでも笑顔はなく、『非常に残念で厳しい勧告だ』と肩を落としていました」(同)
...
つづきを読む
こんな記事も読まれています
世界記憶遺産に申請、杉原千畝「命のビザ」手記に改竄疑惑 四男が語る
たった一人の外交官が記した“文字”が、数千人の命を救った――。「命のビザ」で知られる杉原千畝(ちうね)。先の大戦で、ナチスの迫害から逃れるユダヤ人を救った功績は広く知られる。その日本が誇る史実が「世界記憶遺産」に登録されるにあたり、申請文書に疑いの声をあげる遺族が現れた。
***
「このままでは、天国にいる父も喜ばないと思い、告発することにしました」
と話すのは、千畝の四男である伸生(のぶき)氏(67)だ。
生前、千畝は4人の息子に恵まれたが、存命なのは彼1人。...
つづきを読む