キャロライン・ケネディ、日本擁護に一転 米大統領選出馬を視野?

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■来年の中間選挙

 また、政治経験がない点も、ケネディ前大使の“弱点”に挙げられていた。

「その点は、問題にならないでしょう」

 こう指摘するのは、国際ジャーナリストの山田敏弘氏だ。

「選挙期間中、トランプ大統領は政治家として未経験であることをやり玉に挙げられました。トランプ大統領の例があるので、今後、彼女が出馬しても政治経験の有無を問われることはないと思います」

 政治家としての資質も、

「確かに、9年前の大失態はケネディもトラウマになっているはず。ですが、テレビ番組内での受け答えを見る限りでは、政治家として合格点をあげてもいい対応だった。やはり、駐日大使を務めた経験が、彼女を大きく成長させたのではないでしょうか」(先の特派員)

 で、ケネディ前大使は女性初の大統領の座を本気で狙っているのか。

「今後、ケネディ待望論が高まるのは間違いありません。来年実施される中間選挙に彼女が出馬すれば、大統領の座に意欲を示している証拠。出馬しなくても、24歳になる長男の政界進出への布石作りで、民主党候補者の応援に尽力するはずです」(山田氏)

 果たして、ケネディ前大使はどれだけ日本に恩義を感じているのか。

ワイド特集「蝶よ花よと女の舞」より

週刊新潮 2017年5月4・11日ゴールデンウイーク特大号掲載

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