新垣結衣の台湾人気 “ガッキーヘア”がトレンドに

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■ガッキーは女神

 その大久保さんに話を聞くと、

「昨年9月に台湾人男性と入籍しました。ユーチューブに2人が5種類の衣装で“恋ダンス”を踊る動画をアップしたのは、“逃げ恥”最終回の1週間くらい前。毎朝、2人で早起きして練習していたのです」

 彼女は、台湾で“逃げ恥”が大ヒットした理由を、ガッキーの演技と容姿によるところが大きいと分析。

「台湾では気が強くて、はっきり意見をいい、バッチリメイクの女性が少なくありません。それに対して、ドラマのガッキーは清楚で慎ましやかで、ナチュラルメイク。台湾人男性の理想像で、絶大な人気を得ているのです。旦那さんも、“ガッキーは女神だ”と言っています」

 ガッキーを“女神”と呼ぶのは彼女の旦那さんだけではなく、台湾のネット掲示板を覗くと同様の書き込みが数多く見られる。その結果、“女神”にあやかろうと、ガッキーがドラマで着ていた服を着たり、ヘアスタイルを真似る女性が増えているという。現地の美容室オーナーによれば、

「男性誌のアンケート結果を見ると、これまで台湾人男性はロングヘアで前髪ナシの女性が好きという傾向が強かった。それが“逃げ恥”放送以降、ネットメディアがショートボブの“ガッキーヘアが今後のトレンドになる”と報じた影響もあり、うちの店にもガッキーの写真を持って来て“彼女と同じヘアスタイルにしてください”というお客さんが増えました」

 番組終了後も、台湾ではトップ歌手や人気俳優がガッキーファンを公言。彼の地では、今後もショートボブの女性が増えそうだ。

ワイド特集「蝶よ花よと女の舞」より

週刊新潮 2017年5月4・11日ゴールデンウイーク特大号掲載

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