重婚不倫「中川俊直」いまだ雲隠れ 元愛人が述懐する“ストーカー気質”
■「前川さんの苦労も」
「ストーカー気質の人の条件が書かれたサイトに目が留まると、それが付き合っていたころの俊ちゃんにピッタシでした」
元愛人がこう、しみじみと述懐する。
「〈フェイスブックなどのSNSで相手の友人が気になる〉〈電話やメールを大量にする〉〈幼少期が過保護〉など、全部当てはまるんです。私が女友だちといるところに酔っ払って来て、外から怒鳴ることもありました。周囲の人は俊ちゃんの仕事を知らなかったけど、みな“絶対に早く別れたほうがいいよ”と心配するくらいでした。でも、彼にはいいところもあって、私は大好きだったので、“心療内科に通ったほうがいいよ”って何度も言いました」
それは、たとえば銀座のクラブで飲むときにも変わらなかったそうで、飲食店関係者が証言する。
「酔っ払って、麦チョコを自分の鼻の穴に詰めるのはまだしも、お気に入りの女の子がほかのテーブルに行くと、急に機嫌が悪くなって“どこでもいい顔しやがって、ふざけんなよ。おまえの姿はちゃんと見えてんだよ!”と、ほかの客にも聞こえるように怒鳴るんです。女の子にメールを見せてもらっても、同じことが書いてありました」
ホステスは売上げのために耐えていたそうだが、
「本当に俊ちゃんのことを迷惑がって、彼のせいでトラブルに巻き込まれることに、本気で嫌気がさしているのかもしれませんね」
と、元愛人が同情するのは、前川恵代議士のことである。昨年12月25日の深夜、俊直氏と元愛人との情事のさなかに、俊直氏の携帯に前川女史からメッセージが入り、俊直氏が電話をかけたのが、元愛人との破局のきっかけだった。
俊直氏に元愛人、前川女史の三つ巴の関係で話がややこしいが、俊直氏と前川女史は、二人が愛人関係にあったことを否定する。とはいえ前川女史は、
「中川先生が何度も、何度も、何度も、何度も、お電話をいただいたので、もう本当にずっと連絡をね、断ち切ってたんです。あまりにもうちの事務所にも、本当にいろんなとこにかけて留守電まで入って」
と、12月25日まで俊直氏の電話をブロックしていたことは認めているのだ。また俊直氏も、元愛人に、前川女史が元カノであること、前川女史とのセックスのこと、前川女史の事務所の改装費用に100万円を渡したこと、などを語ったと認める。ただ、それらは「誇張」であり「妄想」であったと語るのだが―。
再び、元愛人が言う。
「前川さんの苦労もわかります。執拗な連絡がどれだけストレスになるか。ただ、二人の関係は絶対にあったと思う。前川さんと“仲直りしそう”みたいに、俊ちゃん、話してましたもん。それも妄想? そんなことはないと思いますよ」
前川女史も代議士である。かけられた疑いに回答する義務があるはずだ。
特集「離党じゃ話は終わらない! 今度は年間700万円が懐から消えた!! 重婚ストーカー『中川俊直』前経産政務官に使途不明の『政治資金』」より
[3/3ページ]