重婚不倫「中川俊直」いまだ雲隠れ 元愛人が述懐する“ストーカー気質”
中川俊直代議士
4月20日発売の本誌(「週刊新潮」)が報じた中川俊直代議士(47)のスキャンダルを、使い古された「ゲス不倫」という語でくくるムキがあるが、さすがに俊直氏に失礼ではないか。
「ゲス」は漢字で下種、下衆、下司と書き、広辞苑には〈心のいやしいこと。また、その者〉と書かれている。むろん、中川氏は十分にゲスだが、重婚ストーカーという他を圧する事跡は、到底、そんな語では語りきれるものではない。
その俊直氏、4月18日に、フェイスブックで経産大臣政務官の辞表を出したと報告し、発売日の20日には、こう記した。
〈ただ一点、刑事事件に係ることについては弁明させていただければと思います。/私が重婚罪にあたることはしておりません。また、ストーカー登録されたかのような報道がされていますが、そのような事実は一切ございません〉
だが そう謙遜したところで、その事跡はなんら毀損されはしない。だいいち、本誌は俊直氏が「刑事事件に係」っていると書いていない。「重婚罪」と言うが、「入籍をしたわけではない」と明記していた。
籍など入れなくても、男女間トラブルの解決に勤しむNPO法人「ヒューマニティ」の小早川明子理事長が言うように、
「ハワイで牧師の前で神に誓約したのは、明治神宮で結婚式を挙げたのとなんら変わりなく、女性に対しても、宗教に対しても、結婚に対しても無礼で、道義的に許されない」
と伝えたかったにすぎないのだ。
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