浅田真央キャスター転向 “金のなる木”に群がる面々

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■「真央ちゃんに断られた」

 そもそも、真央ちゃんを巡っての争奪戦は、会見前から始まっていたという。

「引退発表前に浅田サイドから声をかけられたのはフジ系列の東海テレビ。幼い頃から真央ちゃんを取材するディレクターがいて、最後の記録を残して欲しいと極秘に特番の制作を始めたのです」(フジテレビ関係者)

 それを察知したのは、フィギュア中継でフジと並び実績のあるテレビ朝日だ。

「フジが特番を組んだことを知り、会見当日に大慌てで引退番組を放送しました。熱心な姿を浅田サイドに示し、来年の平昌冬季五輪キャスターに是非と交渉していますが、過去の世界選手権で、真央ちゃんに記者が引退の可能性をしつこく聞いてしまい、あまり良くは思われていない」(テレビ朝日幹部)

 ならば、真央ちゃんは“お台場”へと着地しそうだが、別のフジ関係者からは、こんな声も聞こえてくる。

「浅田サイドとはトラブルを抱えていましてね。2015年に安藤優子キャスターが夕方の『スーパーニュース』を卒業した際、最終回で各界著名人のコメントを貰ったところ、真央ちゃんに断られたのです。五輪報道でキム・ヨナ寄りと誤解される編集をしたり、本人インタビューでジャンプの失敗をクローズアップしたことが仇になってしまい……」

“金のなる木”をキズつけていた両者は、億単位のギャラを提示しているとか。

 地獄の沙汰も金次第──。

ワイド特集「蝶よ花よと女の舞」より

週刊新潮 2017年5月4・11日ゴールデンウイーク特大号掲載

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