ベトナム少女殺害犯、卑劣漢の素顔 露わにしていた女児への“感情”
■犯行現場は…
渋谷は毎朝、見守り活動のため小学校近くのT字路に立ち、リンさんを含めた児童らに声をかける姿が目撃されている。犯行当日の24日は参加せず、
「この日は、いつも歩いて通学する自分の子どもを軽自動車に乗せて学校へ向かっています。そのまま1キロほど離れたリンさんの自宅付近で彼女を待ち受け、言葉巧みに車に乗せると、今度は別の駐車場に停めてあるキャンピングカーまで乗りつけたのです」(県警担当記者)
こうした模様も、付近の防犯カメラには捉えられていた。駐車場付近の住民は、
「5年くらい前から停まっていました。普段はまったく動かず車体にはコケが生えていましたが、男の人がよく来ていて、一度車内を覗いた時は応接室のようにきれいに整っていました。自宅とは別の“趣味部屋”なのかと噂していたのです」
と言い、さきの記者も、
「県警は、この車こそが“犯行現場”だとみています。リンさんは首以外に、両手首にも縛られた痕跡があった。いたずら目的で連れ込んで車内で絶命させたのち、渋谷は再び軽自動車に乗り換え、遺棄場所を探して利根川沿いを行き来していたと思われます」
捜査本部のある我孫子署に勾留されている渋谷は、雑談には応じ始めたものの、事件については認否も含めて黙秘を続けている。
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