重婚ウェディング「中川俊直」バカ政務官 全文(3) 「男女の関係がありました」60分間に亘った”弁明”

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■「それはしております」

――でも会ったり連絡したりは一切できなくなってしまったわけですね?

「そうです」

――なぜ心証を害したか?

「ん〜私の至らない所かと」

――前川さんのことですよね。彼女が俊直さんとセックスし、“6年半ぶりにこんな気持ちいいことした”と。その前川さんの感想を俊直さんから交際女性に告げた記憶はないですか?

「あの〜ごめんなさい。自分自身が話を大きく盛ってしまったところがあります。前川さんとは決してそういった関係ではなくって」

――だとしたら、前川さんは被害者ですね。

「大変申し訳ないですよね」

――12月26日に不徳の致すところ、つまり明け方まで前川さんと電話して?

「明け方じゃないです」

――3時4時まででしょ?

「ん? そんな時間までしておりませんし、どんな話をしたか記憶にございません」

――事の発端になる電話について、そんな回答で終わらせるんですか?

「記憶にございません」

――でも交際女性は覚えているんですよ。前川さんと電話してる携帯を女性に押し当てたことありますよね?

「押し当ててはないですね」

――聞かせてるんですよ。

「こう、こうとかで?(携帯を同席秘書の側頭部に押し当てる)」

――押し当ててはないと?

「まあお互い政策論だってぶつけ合いますし」

――深夜に政策論ですか?

「はい、だから、そのぐらいぶつけあってやっている」

――前川さんとは別れたという説明を交際女性は信じてきた。だから裏切られたという思いが強いんです。そのきっかけとなった当夜のことを忘れたってことでいいんですか?

「私は本当にあのそれが……。だからそこは、私が本当に、人間としての至らなさで、話を大きくしたっていうのは、本当にいけないことだと思ってます」

――関係があったからじゃないですか、前川さんと?

「ありません……ありません、それ以上はもう……お答えしようがありません」

――で、奥様ががんで苦しんでいる間に別の方と男女の関係になったのですか?

「お付き合いさせて頂いている間っていうのは、家内はがんということではありませんでしたから」

――でも去年の年末セックスしてるじゃないですか?

「はい、それはしております。はい」

――関係を持ってるじゃないですか?

「それは私の不徳の致すところです」

――交際女性には、“政府から警告を受けた”とか政務官辞任に言及するメッセージも送っていますが、これも作り話で、この取材時点で官邸にも説明されていない?

「はい。あの、ですから、それ自体は……もしも、いわゆる上から……実際問題、話が上がってきたならば、それは……どんな制裁も受けますけど……明るみに出ることがあれば、当然のごとく、それは、今の政務官という立場も、辞意もしっかりしなくちゃいけないなということは思ってはおりました」

 前川女史に聞くと、

「私のいない場所でのお二人の妄想話を信じるのでしょうか。私は俊直先生と付き合ってもいませんし、男女の関係にあったことは一切ありません」

 その取材後、中川政務官の署名付きファクスが届いたのだが、不思議なことに発信元は「前川恵事務所」で、私が(交際)相手の女性とやり取りした内容には〈想像や妄想が含まれ〉るという。

 これも妄想だろうか。

特集「好色は『元官房長官』の父譲りだった『中川俊直代議士』ハワイの『重婚』写真で一発辞任!
『ストーカー登録』された経産省バカ政務官!!」より

週刊新潮 2017年4月27日号掲載

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