ビックカメラも導入 我ら中年が「ビットコイン」を使う日は
■強みは海外送金
確かに、テレビや新聞などでよく“ビットコイン”を目にするようになった。しかし、実際にどうやって使えばいいのか。ITジャーナリストの解説では、
「取引所のホームページで、ビットコインの売買が行われています。取引所に登録して購入すれば、銀行口座から現金が引き落とされて、スマートフォンなどにビットコインが振り込まれる仕組みです」
実際に、店頭で商品を購入するには、
「店員の提示するQRコードを専用アプリで撮影して、それをスマホで読み取った後にビットコインを送金すれば完了。未使用分は、1ビットコイン以下でも残ります。気を付けなければならないのは相場の変動でしょう」(同)
ビットコインの価格は乱高下が激しい。昨年4月初めには1ビットコインは4万7000円台だったが、今年4月10日時点では13万5000円台まで高騰。そこでビックカメラでは、客に15分ごとの相場価格を提示している。
とはいえ、価格の変化に気を揉むストレスを考えれば敬遠したくなるが、
「ビットコイン最大の強みは海外送金。例えば米国留学中の子供に10万円送金する場合、メガバンクを利用すると6000円~7000円の手数料以外に、1ドルに付き1円ほどの為替マージン、場合によっては受け取り手数料がかかります。米国にいる子供もビットコイン口座があれば、送金手数料はほぼゼロですからね」(先の記者)
また、ビットコインがあれば外貨両替の必要もないので、
「ビットコイン取引の約8割が、中国人だといわれています。決済可能な店が増えれば、再び“爆買い”で来日してくれるのではないでしょうか」(同)
今じゃ、当たり前のSuicaも、昔は子供に教わりながら使ったっけ。世の中に取り残されないように、1枚買っとく?
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