昭恵夫人、「暴力団フロントの資金源」オーナーのビルで宿泊施設を運営 家賃が反社会的勢力に流れる危険性
■微妙に変わる証言
UZUハウス
とまれ、そのいわくつきのビルにUZUハウスは開業したのである。オーナーの皆川さんとの賃貸契約は、昭恵夫人が社長を務めるチームエーではなく、前出の沖野氏が社長のトルビという会社との間で結ばれている。ただし、もちろんだが昭恵夫人はトルビの役員に名を連ねている。
皆川さんからビルを借りるに至る経緯を、沖野氏は以前、こう語っていた。
「賃貸情報がインターネットの不動産サイトに出ていて、ロケーションがいいのですぐに電話したんですが、最初はオーナーに断られてしまった。でも諦められなくて、その後、そのオーナーと運命的な出会いができて、快く貸していただける話になったんです」
今回、沖野氏にあらためて話を聞くと、
「断ってきたのは不動産屋さんで、オーナーさんではありません。昭恵さんと皆川さんの二人が、面識があるとは伺っていますが、それ以上の関係はないんじゃないですかね」
と、微妙に話が変わっている。一方、オーナーの皆川さんは、ようやく連絡がつくと、なぜかあらかじめ身構えたように、
「あちらの方(沖野氏)に聞いてください。お話しすることはなにもないので」
と語気を強め、暴力団のフロントとの関係や日本製麻について尋ねても、質問の機先を制するように、
「知らない、そんな人。わからない。いろいろ聞いてもわからんので、向こうに聞いてください」
だが、「なにもない」のに、そんなに慌てなくてもよさそうなものだが。
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