重婚ウェディング「中川俊直」代議士 「週刊新潮」記者との一問一答を全文掲載 「どんな制裁でも受けます」
■前川議員との電話
記:うーんとそれは大事な知人に謝りたかった。のか
中:大事な知人です。
記:なのか男女の関係のあった一女性に謝りたかったのか。どちらですか。
中:両方です。
記:両方ですか。
中:両方です。もう本当に大事な期間を過ごさせてもらった方としても、そして、敬愛する知人としても両方の思いでしっかりと謝らせてもらいたい、誠意をもって謝らせてもらいたいという気持ちで伺いました。決してそのストーカー行為で伺いたいっていう気持ちというのは毛頭ありません。
記:そこは僕も理解しています。誤解を解きたいじゃなくって、謝罪をしたいって先ほどから繰り返しおっしゃっていますけど、その謝罪をしたい、不徳の致すところをしていた…
中:説明もしたいですし、謝りたいとも思いました。
記:その不徳の致すことっていうのは具体的に何をしてしまったという風に思っていますか。
中:それは当然のごとく、いまこうした段階になって(記者)さんがいらっしゃいました。来週に向かっては間違いなく記事にもなります。それには、(愛人女性)さんの心証を害したことにも、さらには家内にも子供たちにも家族にも迷惑をかけたことにも、さらには多くの人たちにこれから甚大、多大なるご迷惑をおかけすることにもすべてにおいて本当に私の不徳の致すところだという風に思っております。
記:うん、未来の話に僕は全然興味がなくてですね、12月26日の話をいましてるんですけれども。12月26日にその不徳の致すところをしてしまった、それで明け方だったと思うんですけれども。
中:明け方じゃないです。
記:3時4時まで前川さんと電話していたじゃないですか。
中:ん?
記:前川さんと3時4時くらいまで電話してたじゃないですか。
中:そんな時間まではしておりません。
記:何時ごろまで電話していたか覚えてらっしゃいますか。
中:覚えていませんけども。そんな3時4時という時間帯まで電話は致しておりません。
記:じゃあ長い時間お電話されていたことは覚えてらっしゃいますか。前川さんと。
中:何日ですか。
記:12月25日クリスマスから日付変わって26日にいたるまでです。
中:…。記憶にないですね。そこは、はい。
記:でも電話をしてたのは。
中:だってその日は、ノックした日ですよね。
記:そうです、ノックした日は午後3時くらいに一度ご自宅のほうに行っていましたよね。そのときは応答なかったですよね。その午後6時ころにまた、繰り返し行ってますよね。午後3時に行かれた時には応答がなくって、そこからまたお仕事があったんですかね、お戻りになられて、また数時間後に(愛人女性)さんのところに行かれて、午後7時ごろに渋谷署に、そこらへんの時間詳しくは分からないですけれども、行かれてるっていう。その前の話です。午後3時よりも前の話。なので25日から日付が変わって26日にいたる、その明け方、深夜の話ですね。そのときに前川さんと長い時間、3、4時間っていったらそんなに長くはないという…
中:3、4時間も話したという記憶はありません。
記:でも長い時間は話されている。
中:長い時間って言ってもそんな長い時間は話しておりません。
記:どのくらいお話しなさったんですか。
中:いやー、外に出て買い物行ったりしていましたけれども。
記:どこですか外って。
中:そのー、(愛人女性)さんのところを離れてですね、それは買い物とか行ってましたけれども。でもそんな長い時間話してはおりません。
記:買い物行きながら電話をしていたということですか。
中:買い物行っていました。
記:前川さんとは電話でお話ししてないってことですか。
中:いやー、だから、長い時間の話はしておりません。
記:お電話何を話されてたんですか。
中:電話?いやーそれももうずいぶん前の話だから。
記:半年も前じゃないですよ。
中:…だってそんな毎日毎日…
記:「記憶にない」って答えでいいんですか。
中:いやでも実際問題…
記:実際問題、記憶にないんですか。
中:ええ、全部は。
記:もちろんそうですよ、半年前何を食べたか、じゃあ12月26日何を食べましたか、それは覚えてないと思います。けど事の発端になる、そこまで誠意をもって謝罪をしなくてはいけないきっかけになった電話を「記憶にない」の一言で終わらせて大丈夫ですか。
中:でも申し訳ないですけど記憶にございません。
記:記憶にない、わかりました。
中:何の話を個別具体的にしていたかまでは覚えておりません。
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