森友理事長長女、「100万円寄付」偽証の声に反論
嘘つきのレッテル貼りに躍起である。自民党は、100万円寄付について、「ドアホ理事長」を偽証罪で告発する構えだ。しかし、この4月1日に父親から理事長職を引き継いだばかりの長女、町浪(ちなみ)さん(32)は「自民党の主張は理解に苦しむ」と、猛然と反論する。
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「安倍晋三からです」
森友学園が運営する塚本幼稚園を訪れた安倍昭恵夫人(54)はそう告げ、100万円を寄付したのか否か。
世間の関心が最も高いこの問題を取り上げ、自民党は籠池泰典前理事長を追い詰めようと必死なのだ。
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3月23日の証人喚問で、籠池前理事長を問い質した自民党の西田昌司参院議員が説明する。
「籠池さんは、昭恵夫人から100万円を受け取った2015年9月5日の翌々日、幼稚園の職員が郵便局に払込に行ったと証言しました。その時点で、『払込取扱票』の依頼人の欄は籠池さんの妻である諄子さんが書き、『受領証』は空欄だったと。しかし、我々が依頼した筆跡の簡易鑑定では、『受領証』の修正テープで消された“大”“安倍晋三”“匿名”という文字も諄子さんの手によるもので、修正後の“森友学園”は別人の筆跡だと判明しました」
つまり、「受領証」に文字が書き込まれた場所は郵便局なのだから、実際に払込手続きをしたのは幼稚園の職員ではなく、諄子さんではないかと見ているのだ。
自民党としては、籠池前理事長の国会証言は嘘だったと立証するため、国政調査権を発動し、郵便局から「払込取扱票」の原本、籠池前理事長からは「受領証」の原本を取り寄せたうえで、正式な筆跡鑑定をすべきだと主張している。
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