天性の骨格を上手く生かせない剛力彩芽に幸あれ(TVふうーん録)

  • ブックマーク

 彼女を初めて認識したのは、確か2011年のドラマ「IS〜男でも女でもない性〜」(テレ東)だった。ものすごい不思議なバランスの人だなと思った記憶が。たぶん芸能界でもズバ抜けて顔が小さいのだと思う。実寸は握りこぶしくらいじゃないかと。そのせいか、カツラを被ると異様に浮く。こんだけ働かされてるんだから、特注のカツラを作ってあげてほしいと懇願したくなる、それが剛力彩芽だ。

 あれよあれよと民放地上波ドラマの主役枠に収まり、童顔の割に難しい立ち位置を次々と強要され、ランチパックのCMでは笑顔のまま踊り狂い、本人念願の歌手活動も行う。...

つづきを読む