渡辺謙の不倫スキャンダル 大方の見立てなら「情報源は愛人」

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■「直接行動」

南果歩

 本人がこのタイミングでリークを望んでいたかどうか判然とせず、第三者の意思が見え隠れするとはいえ、少なくとも極めて親しげなツーショットの出所は女に違いない。

「これまで3万7000件以上の相談を受けてきたなかでも、30代後半の女性からの不倫相談はかなり多い」

 と語るのは、家族問題コンサルタント・池内ひろ美さんである。

「子供を産む最後のチャンスだから、不倫を貫き通してその男性と子供を作るか、きっぱり別れるのかを決断しようとする。しかし、男性との年齢が離れている場合、すでに彼には子供がいることがほとんどで、新しい子供を欲しがらない。ですから不倫相手と結婚する必要もないということで、女性側が離婚を求めても、“このままの関係で”と言われるケースが少なくない」

 ここに至ると、男のわがままに付き合う女はおらず、関係断絶か「直接行動」の二者択一となる。

「直接行動には、男性が家族と暮らす自宅に2人でいちゃついている写真を送りつけたり、男性の子供に不倫を伝えたりするパターンがあります。こういった行動に出るのは美人だったり経済力があったり、自分に自信を持っている女性であることが多いです。彼女たちは周囲にちやほやされてきた経験から、自分の思う通りに物事が進むと考えがち。プライドが高く、『都合のいい女』で終わりたくないという鼻っ柱の強さもあるでしょう」(同)

 なるほど、元ホステスは田中みな実似の美人だと報じられているけれど、一方、

「仕事として芸能人から不倫関係のトラブル相談をよく受けてきましたが、謙さん側の代理人は女性が告発したという前提のもとに問題解決に向けて動き出すでしょう」

 こんな風に見立てるフラクタル法律事務所の田村勇人弁護士はこう続ける。

「その際に考えられるのは、別れ話があり、女性がお金を引っ張ろうとしていたのではないかという点。円満な別れであればスキャンダルとして表沙汰にならないものです。今回は別れ際に感情のもつれがあり、女性側の気持ちの整理がつかなかったことから、トラブルに発展した可能性があります」

特集「大方の見立てなら『情報源は愛人』という『渡辺謙』不倫スキャンダルの終着点」より

週刊新潮 2017年4月13日号掲載

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