松本楼の鼻先で…日比谷公園で「地元めしフェス」開催中

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「地元めしフェス」開催中(「地元めしフェス クオーゼイin日比谷」公式HPより)

 花見と言えば、忘れちゃならないのが、サケ、サカナ。屋台やコンビニの惣菜などではなく、美味いものを、という人には打って付けか。

 4月6日から9日まで、東京・日比谷公園で開催される「地元めしフェス クオーゼイin日比谷」。10円カレーで有名なレストラン「松本楼」のすぐ傍で行われるグルメ・イベントは、北海道から沖縄まで、地元ならではの料理が格安で提供されるという。

 実行委員会の担当者によれば、

「地方の美味しいものを知っていただき、観光に繋げる目的で始めました。今年で4回目となりますが、40万人ほどを見込んでいます」

 会場には、21都道府県から人気の店60店舗が集まる。中でも今年から始まった注目すべき点は、

「会場限定の地元めしです。いずれも、地元では名の知られた店舗が出展していますが、一押し素材を用いて、このイベントのためだけに作った目玉となります」(同)

 例えば、1日限定30食の「蝦夷バフンウニ殻付焼」(600円)は、最高級の「羅臼昆布」を餌として食べて育った蝦夷バフンウニを使用した一品。濃厚で深い味わいが、楽しめる。

 お奨めは「活ボタンえびのせいくら丼」。北海道産のえびを会場の生け簀に泳がせ、注文毎に調理し、イクラの上に生きたまま乗せた丼だ。こちらは少々高く、3000円で限定20食。他にも500円で50食限定の「ワンコイン地元めし」も種類は豊富だが、

「もちろん、その後も通常価格で提供しますが、限定品は、10時の開店と同時になくなってしまいます」(同)

 公園内の桜は40本。ちょうど満開――。

週刊新潮 2017年4月13日号掲載

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