『水戸黄門』復活に「里見浩太朗」当惑 「武田鉄矢」主演で
里見浩太朗
「笑点」しかり「サザエさん」しかり。マンネリもまた長寿番組の原動力であるわけだが、その一角を占めていたのが「水戸黄門」だった。先ごろ、武田鉄矢主演で6年ぶり復活と報じられたばかりだが、長らく“番組の顏”をつとめてきた里見浩太朗に聞くと……。
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番組は10月からBS-TBSで放映される旨、さる14日に同局が発表した。
「1969年から2011年暮れまで続いた番組の中で、武田は初代の東野英治郎から数えて6代目の黄門役となります。今回、一行は青森・八戸を目指して旅をし、東日本大震災の被災地が舞台となるなど復興支援の側面もある。武田は『庶民の味方で親しみやすい黄門様を演じたい』と語っています」(スポーツ紙記者)
従来の番組イメージを一新するようなキャスティングである。6年前までは里見が画面を賑わせ、15年6月には自身の芸能生活60周年に合わせ、2時間スペシャルで“臨時復活”した経緯もあった。
さる芸能関係者が明かす。
「里見は内心、困惑を隠せないでいます。何しろ、助さんを16年、黄門を9年演じてきたのです。番組は、長らく一社スポンサーだったパナソニックの経営事情もあって11年にやむなく終了したため、彼は今回の企画を聞いてやる気満々でした。ところがフタを開けてみたら武田に決まり、大いに落胆したというのです」
その思いは察するに余りあるが、同番組の制作関係者は、こう言うのだ。
「月曜夜8時からの『パナソニックシアター』枠として42年間、43部まで続きましたが、続き物としてはそこでいったん終了しました。今回はいわばリブート(再起動)という形。全く新しいものを立ち上げる方針のもとで始まります」
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