名誉顧問、名誉会長…なぜ「偉い人」は会社に居続けるのか?
■ファウンダーって何者?
会社で一番偉いのは「社長」もしくは「会長」というのは一昔前の常識だろう。
日本の高齢化をそのまま反映して、経営陣も軒並み高齢化するなか、会長、相談役だけでなく、いろんな肩書が生み出されている。
なかには「シニア・チェアマン」「ファウンダー」といった聞き慣れない肩書を使う企業も現れた。
チェアマンと聞くと多くの人は「川淵さん?」と思ってしまうかもしれないが、チェアマンとは通常、取締役会の議長を務める人のことを指す。...