2023年、老朽分譲マンションが250万戸強に! スラム化を左右する〈良い管理、悪い管理〉

国内 社会

  • ブックマーク

 今から6年後の2023年、築30年超の老朽分譲マンションが全国で250万戸を超えるという(国土交通省調べ)。その頃にはまた、団塊の世代の後期高齢化で、マンションの「空き住戸」が深刻化するとも予測されている。マンションの悪循環が始まれば、行き着く先はスラム化。

 では、荒廃を避けるにはどうすればいい?

「自分たちの未来は、自分たちで守る」と、マンション管理士や住宅コンサルタント、資産運用家らは口を揃えて語る。そして、「守る」ためには、「管理会社に任せ切るのではなく、住民から構成される『管理組合』を充実させること」だと。...

つづきを読む