衆院4月解散説も浮上…「森友問題」政界汚染の果て
追い詰められる
盤石に見えるものほど、意外に脆いのかもしれない。森友学園問題は、政権を崩壊に導きかねない爆弾を孕んでいる。だからこそ、安倍総理は、野党に対して、4月解散をチラつかせねばならないほど追い込まれているのだ。政界汚染の果ては、どこにあるのか。
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朝日、産経(ともに3月6日付朝刊)と読売(7日付朝刊)は、解散時期についてまったく異なる見通しを報じた。
政治部デスクが解説する。
「朝日は来年秋で、産経、読売はこの4月にも解散風が吹くとしました。次の総選挙では野党共闘が進み、自民党は30前後の議席を失うのではないかと予想している。来年9月に、3度目の自民党総裁の座を狙う安倍総理としては、それより前に解散に打って出るのはリスクでしかありません」
そのため、解散時期の本命は来年秋だという。
「ですが、安倍官邸が政権に近いメディアである産経と読売に4月解散説をリークした。野党を浮き足立たせ、選挙準備で森友学園の追及に時間を割けないようにするのが目的ではないかと見られています」(同)
“伝家の宝刀”をチラつかせなければならないくらい、安倍総理は追い詰められているというわけなのだ。
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