嵐・櫻井の熱愛報道、弱まるジャニーズの情報統制 SMAP“公開処刑”が影響か
「V6・森田剛と宮沢りえ」(本誌「週刊新潮」)、「嵐・松本潤とAV嬢」(週刊文春)、同じく嵐の「櫻井翔とテレビ朝日・小川彩佳アナ」(週刊ポスト)――。ここ最近、ジャニーズ事務所に所属するメンバーの色恋沙汰が世間の耳目を集めている。もう分別盛りに近いのだからという物言いがあるものの、その背景について、芸能記者の面々の言葉を借りれば、
「ジャニーズ事務所の情報統制が弱まっている」
ということになる。
そもそも、ジャニーズと芸能マスコミとの蜜月関係は秘中の秘とされてきた。ともあれ、直近の櫻井(35)&小川アナ(32)を題材に、その実際について述べて行くことにしよう。
スポーツ紙が報じた背景は
事の発端は去る2月25日午前7時のことである。小学館のニュースサイト「NEWSポストセブン」が、2人に11日間に亘って密着追尾。あるときはホテル、またある際には彼女の自宅ベランダなどで過ごすそれぞれの様子を連日配信したのだった。キー局幹部は、
「ジャニーズ事務所側は、かなり早い段階で、各局のワイドショーやスポーツ新聞各紙の芸能担当デスクに連絡を入れている。“この件は絶対に後追いはしないでくれ”と、いつものお願いをしてきました」
それというのも、このお願いが威力を発揮してきたからだ。
「例えばテレビ局に対してはタレントの番組出演辞退を、雑誌社ならば同じ社内の他のメディアで展開している連載の中止をちらつかせるなどの強硬な態度で、所属タレントのスキャンダルを潰すのが通例でした」(同)
しかしながら、
「今回ばかりは勝手が違って、各メディアのジャニーズ担当が交渉を始めると、事務所側の態度が軟化していきました。彼らはもしも今回、櫻井のスキャンダルを各社に報じさせなかった場合、“またジャニーズがメディアに圧力をかけた”と捉えられるのではないかと、ややもすると事務所側にプレッシャーをかけていました」(同)
「やっぱり……」
と、ジャニーズの事情を知る芸能プロ幹部が続ける。
「昨年1月、SMAPのメンバーがフジテレビの『SMAP×SMAP』で行なった公開処刑然とした謝罪が影響していますね。もとの中居くんの提案はああいった深刻なものではなかったんですが、メリーさん(喜多川副社長)の鶴の一声で覆ったようです。それがキムタク以外の4人に屈辱を味わわせたと多くのファンの目に映ってしまった。メリーさんは、そんなことは歯牙にもかけていないのですが、事務所は世の風を気にしている」
結果、その翌日、スポーツ各紙も本件を後追いし、スポニチに至っては、【真剣交際】【テレ朝に「お付き合いさせていただいています」】などと、踏み込んで書いてきている。
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