石田純一と行く相席居酒屋 マジ婚活のアラサー女子に「僕が愛のキューピッドになるね」
聞き手上手なんだよなぁ
■平成の色男「石田純一」と流行りの「相席屋」に行ってみた!(下)
相席居酒屋をご存じか。見知らぬ男女同士が合コンできる、便利さと危うさが同居した人気スポットで、出会いを求めてやまない本誌(「週刊新潮」)記者には気になる。だが、初対面の女子を口説けるかしらん。そこで“師匠”をお誘いしてみた。平成の色男、石田純一である。
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ところで相席屋は、組み合わされた相手の“チェンジ”が可能だ。ならば出会いは多いほうがいい。8時すぎ、チェンジ敢行! 現れたのは、仕事はファッション関係という28歳のゆなちゃんと、27歳の事務員、あやかちゃんだった。
石田:二人はどうしてこのお店に?
2人:看板にあるように、婚活ですよ〜! 相席屋の正式名称は「婚活応援酒場相席屋」ですよ。
二人ともマジで婚活していたのだ。既婚者の石田さんと組ませてしまって申しわけなかったか。いや、記者にチャンスが回ってきたってことかも!
記者:赤坂には30歳以上限定の相席屋もあるとか。
石田:えっ、30歳以上に限定⁉ やっぱり若い子とも話したいな。
ゆな:そう言えば、相手がおじさんばっかりってこともありましたよ。
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あやか:そうそう、女の子と飲める店みたいなノリで来ている人が多くて。
石田:たしかに、プロよりも素人の女の子と話すほうが楽しいって気持ちはわかる。僕も昔はキャバクラとかクラブも行きましたけどね、プロの子って、本気なのか仕事で言っているのかわからないから苦手なんですよ。そうそう、同伴っていうのかな? 頼まれて女の子の出勤前にご飯に連れて行って、食べ終わったあと、「僕は用事があるからこれで」って言ったら、その子が泣いちゃって。
豊富な経験を嫌味なく話題にできるのが、純一マジックなのでしょう。それはそうと、この二人は記者と同世代。ヨッシャ、モーションかけたるで!
記者:同い年ですよね。なんか親近感湧きます。そろそろ結婚とか意識する年齢になってきましたね。
2人:そうなんですよ〜。
石田:でも、ちゃんとお仕事されてるなら、職場でも出会いがあるでしょう?
オイッ、純一、記者から話を奪わんでくれぇ!
あやか:それがうちの会社、風紀が乱れてて。誰々の彼女はあいつの元カノだ、みたいな社内兄弟姉妹だらけ。すぐ噂になるし、社内では恋愛したくないんです。
ゆな:私のところもそんな感じ。ただ、こういうお店で知り合っても、相手に本当に彼女がいないのかわからないじゃないですか。だから、どんな男の人が来るのか調査中です(笑)。
記者:僕は彼女いませんよ。
石田:そうね。でも、昔は今みたいな恋愛ツールってなかったから、こういうお店が出てくるのはうらやましいよ。携帯すらなかったんだよ。イエ電だよ、イエ電。しかも本人が出るかどうかなんてわかんない。ご両親が出てしまうことだってあるんだから、電話するだけだって大変よ。電話するときは、何曜日の何時に電話するからって、女の子に予約してたんだよ。
あやか:えーいいな、予約。そういう恋愛にも憧れがありますけどね。
ゆな:それはそれで楽しいですよね!
師匠っ、記者の話を無視して、自分の思い出話で女の子の心を奪っちゃうって、ひどいですよ。と言いつつ敗北を認め、トドメを刺されたのである。
石田:ゆなちゃんって、MAXのLINAちゃんに似てるって言われない?
ゆな:めっちゃ言われるんです。うれしいんですけど、本当に似てるんですか?
石田:LINAちゃんもすごくいい子なんだけど、似てるよ。髪型もそんな雰囲気あるし。
ゆなちゃんは大喜び。しかも似ている相手を、さりげなく「すごくいい子」だとか言って女心をくすぐるんだな、この色男! って記者がそのワザを学ばなければいけないのでした。
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