金正男のお相手を務めたソープ嬢の告白 「ひょっとしたら拉致されていたかも」

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子供の写真を

「会話はカタコトの英語と韓国語。うちの店は『即尺』、要するにお目にかかって汗を流さないままプレイに入るんですね。それと避妊具を使用しないんですけど、ガイジンは怖いので彼にはつけてもらっていました。とにかく子煩悩なようで、子供の写真を見せては頬を緩ませていましたよ」

“横浜の中華街に一緒に行こう”が口癖だったが、

「ホント、断って正解。ひょっとしたら拉致されていたかもしれませんからね。物腰は紳士的でしたが、“ヤクザにトモダチがたくさんいる”と話していたし、背中には、そう、龍みたいな柄の刺青がありました。それでもコミュニケーションはうまくとれないので、プレイは黙ったまま彼に身を預けるだけ。マットはせずにベッドで一度交わるって感じです。ちっともよくなかったけれど、お仕事ですから、とりあえず感じているフリだけはしました。いつも支払いはカードでしたね」 

 ペルソナ・ダカレータの甘酸っぱい思い出であった。

特集「『金正男』暗殺は『金正恩の指令』に疑義あり」

週刊新潮 2017年3月2日号掲載

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