美保純、NHKお昼のお茶の間に 暴言キャラは封印?
私は10代の頃、毎年捕まっていました――。常人ならば隠したい警察沙汰の“前科”を、一糸纏わず明かした女優がいる。日活ロマンポルノでデビュー後、映画やドラマ、バラエティで活躍する美保純(56)だ。そんな彼女が、NHKのお昼の「顔」として茶の間に送り込まれるというから、世の中変わったもんである。
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お色気も封印か
籾井勝人前会長が去り、1月25日から上田良一新会長が就任したNHKは、春の改編でタガが外れたかのように大鉈を振るう。朝昼晩のニュースの顔を総入れ替え。その狙いは、“民放潰し”にあるというのだ。
放送記者が言う。
「朝のニュース番組『おはよう日本』でキャスターを務める阿部渉(わたる)アナが、午後1時から3時間生放送の新情報番組『ごごナマ』で司会を務めます。そこで月曜から木曜までの女性MCとして内定しているのが美保純なんです」
裏番組には、日本テレビ系列で宮根誠司アナがメインを張る「情報ライブ ミヤネ屋」や、安藤優子キャスターが仕切るフジ系列の「直撃LIVE グッディ!」、TBS系列「ゴゴスマ」が控える。これらワイドショーがひしめく時間帯にNHKが殴り込みをかけるというから、テレビ業界も穏やかでない。
「NHKは新番組のために22年間続けた『スタジオパークからこんにちは』を打ち切ります。旬のゲストを招くトークショーがウリでしたが、視聴率が2%に届かない日も多く低迷していた。新番組ではそうしたコーナーも踏襲しつつ、生ニュースを扱う情報番組を目指すつもりです」(同)
だが、美保純はおよそ昼には相応しくない“暴言”キャラとして知られる。レギュラーコメンテーターとして出演する東京MXテレビの夕方情報番組「5時に夢中!」では、冒頭の発言の他にも、こんな“前科”を残しているのだ。
■“アイドルを自宅で襲う”
昨年夏の放送では、女性ならではの脱毛の話題に触れた。〈私も脇からいって、下も気になる。やっぱりショーツが小さくなるにつれ、カットするのが面白くなっちゃうんですよね。自分でお扇子みたい(な形)にするのか、味付け海苔みたいにするのか……自分でイメージしていくんです〉なんてのはまだ序の口。芸能界の枕営業について尋ねられると、〈マネージャーが、売れない出だしのグラビアアイドルを自宅に襲いに行っていた〉〈私がそのマネージャーを全部クビにしてたの〉など、芸能界の裏事情を明かした。下ネタ発言でクレームが殺到したNHK「あさイチ」の司会・有働由美子アナも及ばない、仰天の発言を連発してきたのだ。
果たして皆さまのNHKでも“暴言”は聞けるのか。
芸能評論家の肥留間正明氏は、
「確かに美保さんは問題発言も多いけど、NHKは台本段階でしっかり作り込むから、そこまでの暴言は出にくい。もともと彼女は役者として演じる能力が非常に高いですからね。やっぱり脱いでいた人が服を着ると凄いですよ。小池栄子や壇蜜も然り、実力が認められると脱ぐことは求められない。売れなくて脱ぐ人は多いけど、彼女たちはその逆。実力があるからこそ脱ぐ必要がないんです」
お昼の生放送なだけに、余計に脱ぐ必要はないですからね、美保サン!
ワイド特集「ああ無情」より