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新英国首相・メイ女史は鉄の女? 混乱続くEU離脱の疑問(4)
英国史を紐解けば、国の危機を女性が救った例が少なくない。エリザベス1世、ビクトリア女王、近年のサッチャー首相などである。
「離脱危機」に際しても、それが繰り返される形となった。混迷の党首選を制したのは、テリーザ・メイ女史(59)だった。
「彼女はイングランド銀行の出身。政界入りしたのは、1997年で、6年前から内相を務めています」
と言うのは、ロンドン在住ジャーナリストの鈴木雅子氏である。
「サッチャーを尊敬していて、ここぞという時にはいつもサッチャーの勝負服だった青色のスーツを着ています。...
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トランプ大統領、90歳エリザベス女王とのゴルフを希望 初の首脳会談で
就任するなり各方面で物議を醸すトランプ米新大統領(70)。だが、そつなくこなした場面もあった。1月27日に行われた英国・メイ首相との初の首脳会談だ。
「会談は成功でしょう。最初の会談相手に英国を選び、1946年にチャーチルが演説の中で使用して以来続く Special Relationship、すなわち米英の“特別な関係”を強調、ホワイトハウスの廊下を二人で手をつないで歩いてみせるなど、結束をアピールできたのです」(国際部記者)
会談中、トランプ氏は“アメリカ・ファースト”などと言い立てなかったばかりか、英国のEU離脱を賞賛、二国間通商協定を結ぶことで合意するなどメイ首相を歓待。...
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