“自分ファースト”小池都知事 「反内田」で悪評の候補推し、「公明」配慮の予算案
どんぐりは、お池にはまってさあ大変となるが、都政は、「小池」にはまってさあどうなるか。小池百合子東京都知事(64)の印籠と言えば「都民ファースト」。しかし、その印籠は果たして本物なのだろうか。裏返してみると、「自分ファースト」の刻印が透けて見え……。
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50ポイント対18ポイント、実に3倍近くの大差。この数字が、「彼女」の勢いを証明していたと言えそうだ。
〈小池VS自民 火ぶた〉(読売新聞)
〈「都議選の前哨戦」幕開け〉(毎日新聞)
東京都の千代田区長選が告示された翌日の1月30日、各紙にはこんな見出しが躍った。昨夏の当選以来、「回転寿司」の回転速度を凌ぐ猛スピードで「都政改革」に奔走している「マダム寿司」こと小池氏。五輪会場見直し問題など、何も結果が出ていないではないかとの指摘をものともせず、彼女は突っ走り続けている。
それが「快走」なのか「暴走」なのかの審判は、ひとまず7月2日に投開票を迎える都議選で下されることになり、その行方を占う千代田区長選は注目を集めた。事実上、小池氏が付いている石川雅己氏(75)と、自民党が推す与謝野馨元官房長官の甥である信(まこと)氏(41)の一騎打ちとなり、結果は石川氏の圧勝となった。
この大きな要因は、「都議会のドン」の存在。長年都政を牛耳ってきた都議の内田茂氏(77)を、小池氏が目の敵にしているのは周知の通りである。
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